学校で行われるきっかけは?
- 2017.01.15
Q)平成16年のラジオ体操が学校で行われている状況調査を拝見しました。賛否両論、現場で行われる行われないも様々だなぁと感じました。そこで気になったのですが、そもそも学校でラジオ体操が行われるようになったきっかけはあるのですか?また、ラジオ体操は学校において体育や運動会など、運動前の子供たちにどんな効果が期待されるのでしょうか?
A)
ラジオ体操にご関心を持っていただきありがとうございます。書物によりますと、ラジオ体操は制定後早い段階から学校教育の中でも取り入れられていたとあります。ラジオ体操は、全身運動として作られており、合理的な身体育成につながります。朝の全身運動は脳や中枢神経の働きをよくし、子どもの集中力や行動の安定性にも役立つます。より良い生活習慣の確保や身体育成、姿勢の保持、準備運動による身体の怪我等の防止、整理運動による健康保持等にも役立ちますので、子どもの育成のためには学校において行うと、教員のもとで継続的にでき、また、みんなで楽しく、正しい体操ができるようになって効果的であると考えます。そのためには、正しいラジオ体操の指導ができる教員等の育成が重要であり、ラジオ体操を普及推進する関係団体等は講習会等通じて育成に努めているところです。また、子どもさんの夏休みのラジオ体操会への参加により、世代間を超えたコミュニケーションが図られたり、地域との連携も図られると考えます。
回答:事務局