新年のごあいさつ
会長 荒木田 裕子
明けまして おめでとうございます。
皆様におかれましてはつつがなく新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
ラジオ体操は、当時の逓信省簡易保険局(現在の株式会社かんぽ生命保険)が1928年(昭和3年)に国民の健康の保持増進を目的として制定し、今年で96周年を迎えます。100周年まであと4年です。
さて、昨年は新型コロナが5類に移行し政府のガイドライン等が廃止されましたが、感染予防に努めたうえで、神奈川県横浜市での1000万人ラジオ体操・みんなの体操祭を始めとして、夏期巡回ラジオ体操・みんなの体操会、春季・秋季指導者講習会等を無事開催することができました。
昨年の春季講習会において2020年から中断していたフォローアップ研修(1,2級指導士を対象とした研修会)を実施したところ多数の参加をいただき、また、春季・秋季の指導者講習会、資格認定試験についても2022年を超える多くの方のお申込みがありました。更に講習会のお申し込みに際してWebでの申し込みも始めたところです。
今年も引き続き開催する予定でございますので、よろしくお願いいたします。更に、オンラインにおける講習会も検討していきたいと思っております。
ラジオ体操が自宅で気軽にできる運動として再評価され、地方公共団体様、企業様からも地域住民や社員の健康管理のツールとしてラジオ体操を活用したいとのご要望を多数受けるなど、時代に即した健康づくりにラジオ体操をご活用いただいております。
引き続き、株式会社かんぽ生命保険、NHK、一般財団法人簡易保険加入者協会及び当連盟が一体となって、「いつでも どこでも だれでも」気軽に取り組めるラジオ体操・みんなの体操の一層の普及推進を図っていかなければならないと思っております。
今年が皆さま方にとってよい年でありますようご祈念するとともに、皆さま方の更なるご支援、ご協力をお願いいたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2024年 元旦
NPO法人全国ラジオ体操連盟会長 荒木田 裕子