ラジオ体操を行う上での注意点はなんですか?

2010.08.31

Q)ラジオ体操を行う上での注意点はなんですか?また、第一と第二とみんなの体操は全部やったほうがいいのですか?

A)
ラジオ体操の経験が少ない人によくみられる傾向として、腕だけが一生懸命動いていて、下半身がおろそかになっているケースがあります。
ラジオ体操の動きは体全体を対象にしていますので、このような状態では効果が半減してしまいます。
かけ声にあわせてしっかりと体全体を動かすように心がけてください。
また、ダラダラと行うと、体に余計な負荷がかかり、疲労感をともなうこともありますので避けましょう。
手足の先までしっかりと伸ばした、ラジオ体操指導員やNHKテレビの演技者の模範演技が理想ですが、個人の体力や体調にあわせて、できる限りメリハリをつけて行うようにしてください。
服装は本人にとって動きやすいと感じるものであればいっさい自由です。
ラジオ体操を行うからといって、わざわざ体操着に着替える必要もないと思います。
趣味的な要素を含んでいるのがラジオ体操ですから、あまり構えないで気楽な気分で臨んだ方がいいでしょう。
ラジオ体操は、みんなの体操、ラジオ体操第一、第二の順に少しずつ運動の負荷が高くなっています。
しかし、いずれも健康な人であれば疲労を覚えるほどのものではありません。いずれかの組み合わせ、もしくはどちらかだけ、その選択は本人の体調や時間などを考慮して自由に行ってもらってかまいません。
ただ、筋肉は三日休むと元に戻ってしまいます。できれば毎日、それが難しい場合は三日以内にもう一度、という具合に継続することのほうが大切です。

回答:事務局