ラジオ体操が衰退しないために

2019.06.01

Q)一昨年の夏まで、私の地元の公民館では大人の方達が小学生を呼んでラジオ体操を一緒にしていました。しかし、去年の夏小学生が集まらず大人の方たちだけでラジオ体操をしていました。私は、このままではラジオ体操が衰退していくのではと考えました。ここで質問なのですが、NPO法人全国ラジオ体操連盟さんは衰退しないために、何か対策をなさっているのですか?

A)
ラジオ体操にご関心をお持ちいただきありがとうございます。

児童・生徒へのラジオ体操普及の取り組みは、当連盟のみならず、株式会社かんぽ生命保険(前身は、90年前にラジオ体操を制定した逓信省)、NHK及び(一財)簡易保険加入者協会と連携して進めています。具体的には、かんぽ生命保険では毎年夏休みラジオ体操会用のスタンプ帳を配布している他「ラジオ体操コンクール」を数年前から実施しており、全国各地の小学校から参加があります。また、簡易保険加入者協会では、昨年、全国の小学校に「みんなで楽しいラジオ体操」という指導書を無償配布し、更にラジオ体操に親しんでもらうよう、先生・児童向けのラジオ体操出張授業なども行っています。当連盟でも文科省関連の国立青少年教育振興機構主管の「体験の風をおこそう運動推進委員会」が実施する「キッズフェスタ」においてラジオ体操教室を開催するなど、普及に取り組んでいます。

今後とも、普及活動に地道に取り組んで参りますので、ご支援ご協力をお願いいたします。

回答:事務局