体操の意義

2017.08.21

Q)私も、小学校のころから何の疑問も無く現在も行って来ました。現在も会社で行っています50数年。しかし、いろいろ話を聞くと学校でも行わないところもあると聞いています。当然夏休みの間の体操も無いところもあるみたいですが、やはり体操の意義がわからなくなっているような気がして質問しました。最初の意義は何だったのでしょうか?やって行くべきではと思っていますが

A)
ラジオ体操に関心をお持ちいただきありがとうございます。ラジオ体操は、国民の健康増進を目的として昭和3年(1928年)に制定されたものですが、その目的は現在のラジオ体操においても変わっておりません。

現在のラジオ体操を制定するに際しての基本方針として、

①簡単、容易で誰にでもできるもの
②どこでもすぐやれるもの
③調子がよくて、気持ちがよいもの

という方針が定められました。現在のラジオ体操が全国に普及していった背景には、ラジオ体操が①から③の方針に沿って作られているからだとも言えます。

近年、ご当地体操など様々な体操が考案されていますが、ラジオ体操の普遍性と専門性が見直され、全国各地の自治体、企業等からラジオ体操指導の要請が多数当連盟にもきている状況です。

今後とも、健康維持・増進のため、「いつでも どこでも」できるラジオ体操を続けていただければ幸いです。

回答:事務局