【ラジオ体操が早くてついていけない】
- 2025.01.06
Q)ラジオ体操が早すぎて、ついていけない人がいます。その為、ラジオ体操をやめてしまう人もいます。そのような人のために、今までよりゆっくりやるラジオ体操があれば良いと思います。
A)
ラジオ体操は終始「力まず」「ゆったりと」と行うことに配慮した体操です。人間の心臓の鼓動は50~70拍/分台です。ラジオ体操もこの点を配慮して作成されています。ラジオ体操第1では、90~100拍/分台の範囲で行われ、全身の血液の流れを20~30%程度高める役割を果たしています。急激に体の速度を速めることは健康上避けるべきであり、20~30%の脈拍増に留めています。
以上が一般的なラジオ体操の基本ですが、速度は決まっておりませんので、みなさんがやりやすい速さで大丈夫だと思います。
また、みんなの体操は、加齢等により衰えた部分を補うことを考慮した動作で構成し、体操しやすく、動きに合わせたテンポとすることを加味していますので、みんなの体操を行ってみてはいかがでしょうか。